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Creative Carnival 2021 アートを体験しながら神の愛に触れる 教会・ファッションブランド共催で秋のカーニバル reported by CHRISTIAN TODAY (Japan)




2021年11月25日23時25分

さまざまなアートを体験できるクリエイティブ・カーニバルには、老若男女・国籍を問わずさまざまな人たちが来場した=23日、都電カフェ(東京都荒川区)で


さまざまなアートを体験することのできるイベント「クリエイティブ・カーニバル」が23日、東京・三ノ輪の都電カフェで開催された。教会とファッションブランドが共催する1日がかりのイベントで、老若男女・国籍を問わず、さまざまな人たちが芸術の秋を楽しんだ。展示された作品の多くはクリスチャンのアーティストによるもので、夜には牧師がメッセージ。100人近くが来場し、多くの人がイベントを通して神の愛や身体的癒やしを体験し、当日は一人の女性がキリストを受け入れた。


イベントを主催したのは、都電カフェが入居するビルの3階で礼拝を行っている教会「Awakening Tokyo」と、キリスト教の価値観に根ざしたファッションブランド「Holy Nation」。同教会の牧師で Holy Nation のディレクター兼デザイナーでもある森下エスター牧師が祈りの中でビジョンを示され企画。初めての試みだったが、これまで出会ってきたクリスチャンのアーティストたちとのネットワークを生かして実現した。


イベントでは、西洋の書道と呼ばれるカリグラフィーやアニメーションアート、クレイ(粘土)アート、一つ一つにメッセージが込められた Holy Nation のジュエリーのほか、水をゼリー状にして作った「水建築」など、バラエティーに富んだ作品が展示された。


カリグラフィーなど自身の作品を展示するメイ・ソウさん


ワークショップは、それぞれのアーティストが自身の専門分野から教えた。イラストレーターのグラハム・フレミングさんは、鉛筆の持ち方や手の動かし方など基本的なことから、イラストを描く際のステップを、実際にテディベアの絵を描きながら一つ一つ教えていった。香港出身のメイ・ソウさんによるカリグラフィーのワークショップは人気が高く、用意した4つのテーブルが満席に。普段は3時間かけるという内容を1時間ほどに圧縮して、筆の力加減など大切なポイントをグループ別に教えていった。


キリスト教美術家の小泉恵一さんは、誰でも手軽に作品を作れるよう、加熱すると固まる樹脂粘土と猫や鳥の型を用意。常設ブースは人が絶えず、子どもから大人までクレイアート作りを楽しんだ。


ワークショップで鉛筆の持ち方を教えるグラハム・フレミングさん


小泉恵一さんによるクレイアートのブース


地元商店街の協力を得て、商店街のアーケード内ではフラッシュモブを午前と午後の2回実施。クリスチャンダンサーの Megumi さんと Maho さん、また教会のメンバーらが、ダンスを踊りつつイベントの案内を配った。商店街のBGMも海外のワーシップソングが流れ、通り過ぎる人たちはフラッシュモブの様子をスマホで撮影するなどしていた。


賛美を歌った南アフリカ出身の女性チリさんは、日本に来ることはまったく考えていなかったが、不思議な導きで約2年半前に来日した。南アフリカではクリスチャンホームに生まれるも、ビジネスマンの父の影響で「どうすればお金を稼げるか」ということばかり勉強してきたという。そうした中、学生時代にうつ状態に。「その時の苦しみを通して、神様と私の関係が分かったのです。本当の意味でキリストに出会い、真の自由を得ました」と証しした。


カリグラフィーのワークショップに参加する来場者たち


地元商店街のアーケードで行ったフラッシュモブ


夜のスペシャルパフォーマンスの中でメッセージを伝えた森下将光牧師は、かつては今とは真逆の生活を送っていたとし、「表面的には良い生活をしているように見えたかもしれません。でも中身は空っぽでした」と過去を告白。「今まで神様のことを考えたこともなかったし、好き勝手に生きてきたかもしれません。それは僕も同じです。でも、あなたが犯す過ち以上に神様はあなたのことを愛しているのです」と言い、十字架上で示された神の愛について伝えた。


Awakening Tokyo は、ドイツに本部を置くキリスト教ムーブメント「Awakening Europe」から派遣された森下牧師夫妻が2019年に設立。開拓を始めてまだ2年ほどだが、毎月のように受洗者が起こされ、現在は30人ほどが礼拝をささげている。


夜のスペシャルパフォーマンスの中でメッセージを伝える森下将光牧師


イベントを終えて森下牧師は、「今回のイベントを通して日本は今、既に収穫の時であって、神様がクリスチャンに日本のリバイバルに対する確信と決意を与え、多くの人々を働き手として起こしている時だと感じました」とコメント。「さらにこれからは、教会で仕える人々だけでなく、ビジネスパーソンやアーティスト、政治家など、教会外で働く人たちも、それぞれが置かれている場所で光を放つようになり、キリストを現し、福音を伝え、神の国を地上にもたらす者となっていき、これから今までになかったような勢いで多くの救いが日本で起こされていくことを信じています」と語った。


また、「日本の救いは神の計画の中にあり、その実現を僕たちの世代が見られるかどうかは、今日を生きる僕たちクリスチャン一人一人の神様に対する応答にかかっています。教派やスタイルの違いを超えて、同じ聖書の真理の福音に立つ者同士が一つのキリストの体として一致し、それぞれが与えられた賜物を持ち、共にこれから日本で大収穫を刈り取っていけることを心から祈っています」と語った。


イベントの詳細は、Holy Nation のインスタグラムまたはフェイスブックを、予約は専用フォームから。



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